昨日の「福祉ネットワーク」観ましたか?
渋い番組過ぎてゴメンナサイ。
でも好きで、結構内容によっては観てます。
昨日は漫画家の西原さんが、
アルコール依存症で癌であったご主人との
暮らしのことをお話してくれてました。
本当に心に染みるお話で、勉強になりました。
西原さんほどの人でも、
アルコール依存症のことは専門の病院に出会うまで分からなくて、
ずっとご主人のことを誤解していたと。
そして、あれだけしっかりとした仕事を持ち、
精神的にも強いであろう人にも、
離婚というのは難しかった、できなかったと。
特に子どもが小さい時は、
日々を生き延びるのに精一杯だと。
やっぱり、離婚したらいいのにって簡単に思うけど、
それを気安く人に言うべきではないのだ。
アルコール依存症を含め、精神的な障害のことは
まだまだ世の中に理解されていないし、
ちゃんとした専門家もすくない。
西原さんは、6年の結婚生活のうち、
旦那さんがしらふに戻れて暮らせた生活が短かったことを
本当に悔いていらしたけど、
ご主人は人生の最後に西原さんに出会えて、
本当に幸せだったろうと思う。
しんどい時に見捨てないのが家族だろうと言う
西原さんの覚悟の強さにただただ感服したし、
「みんな本当にがんばってますよ。
上っ面だけで判断はできないと思う。
みんなしんどいものを抱えて耐えていますよ」
という言葉には、本当に本当に共感した。
上っ面だけ見て家族が崩壊してるとか、
今の人間はなってないとか言ってるうちは、
何の力にもなれないと思う。